ビンゴ!!
三年ほど前、胃ガンのバリウム集団検診で異常ありと認められた。要精密検査と言うことで、それからは年に一度の胃カメラ検診を受けることとなった。
最初の胃カメラで小さな腫瘍が認められ、再度の検査でも幸い無事らしく様子を見ると言うことで落ち着いた。
つい最近三度目の胃カメラ検診を受けた。麻酔を受けていたので少しボヤッとしていたが、お医者さんが少し興奮している様子が感じられた。
検査が終わってから「最近何か鯖とか食べましたか?」と尋ねる。ここ白浜に住んでいると毎日のように刺身などを食べるので「はぁ」と私。麻酔の覚める前なので頭がややぼやっとしているから、何の話か解らないままに病室を出た。
暫くして別の先生に診断を受け、胃の中のアニサキスを見せて貰った。透明なミミズみたいで気持ち悪い。おまけにしっかりと私の胃にごく小さな穴を空けていた。
人によって症状が様々で平気な人もいるとのことだった。人体では生息出来ないので、そのうち自然に出てしまうから、家族が同じようなものを食べていてもそう心配はないとのことだった。
胃壁が一部赤く充血しているところがあったので、そこの組織検査をして後日の診断結果となった。
嬉しいことに小さな腫瘍も大きさに変化なく、充血部も心配ないとのことだった。念のためピロリ菌退治をすることになった。
そのためには連続して一週間ほどの薬を飲み続けなければならない。その間は禁酒ということで、年末を控えて今は何時から飲み始めようかと考えているところだ。
胃というのは感情のある唯一の臓器だと思う。日頃のストレスから胃潰瘍になるのはよく知られているし、美味しいものを食べて幸福感に浸る時は胃が喜んでいることが感じられる。
やけ食いなどは、やけ酒等と同じような動機で、ともかく胃を喜ばせて自分の感情を良くしようと言う思いから生まれるものだ。良い音楽を聴くのも消化に良いように思える。
私は、アニサキスを見てからは今は生魚が食えなくなってしまった。

